A strolling kakapo The Fabulous Kakapo
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 古代の鳥、飛べない鳥、カカポ(フクロウオウム)は、世界中で最も希少で不思議なオウムです。カカポは、飛べない夜行性の鳥であるというだけでなく、世界で最も重いオウムでもあり、3.5キログラム(8ポンド)にも達っするものもいます。

この鳥はニュージーランドに生息しています。ニュージーランドには何百万年間もの間、 事実上哺乳類はおらず、爬虫類と鳥の楽園でした。というのも、哺乳類は、コウモリが 2種いただけだったからです。そのため、カカポは、哺乳類という捕食者と闘ったり、 それから逃れたりする防御手段を身につけることはありませんでした。このため、 新たな動物が上陸したときに、カカポは全く無防備な存在になってしまったのです。

 ポリネシア人が数千年前に上陸し、その後1800年代にヨーロッパ人が 上陸しました。彼らが持ち込んだペットや家畜によって、結局、カカポの 生息数は、何十万もの数から、ほんの一握りへと激減しました。

 かつてはニュージーランドの3つの本島の至る所にいたカカポは、 今や54羽ほどが残っているに過ぎません。これらの生き残ったカカポたちは、 捕食者のいない島々、リトル・バリア(Little Barrier)島、 コッドフィッシュ(Codfish)島、および、モード(Maud)島に居住地を移されました。 それらの島々では、現在のところ、カカポたちは、比較的安全に過ごしています。

mother kakapo feeding a chick
 ヒナに給餌する母カカポ

 しかし、残念ながら、本島でかつて得ていた豊富な食料を取るというわけには いきません。そこで、カカポの生息数を回復させる計画の1部として、 カカポたちには、果物、ナッツ、野菜、種子などの栄養豊富な餌を与えています。 これによって、鳥たちの健康を保ち、また、繁殖を促進させようとしています。 最後に雛誕生してから長い歳月が流れてしまいましたが、ついに、カカポに幸運が 訪れたようです! 昨シーズンには、数羽の雛が誕生しました。来るべき幸運の印 であることを私たちは望んでいます。